多文化主義と移民政策

ケベック問題

多文化主義法

カナダの多民族・多文化主義と移民政策
ロシアに次世界第 2 位の広大な国土に対して、カナダの人口は 3000 万人と少ない。ちなみに隣国アメリカは 3 億人。アメリカ同様にアングロ・サクソン系のイギリス系の民族が中心だが、ケベックにはフランス系移民が多数はをしめており、他州にも南米各地、東欧諸国、中東、アジア各地から移民を多く受け入れ、先住民であるイヌイットやインディアンも含め独自の多文化主義を実現している。近年は出生率低下の影響もあるように、歴史的に人口増加は政府の永遠のテーマであるカナダは、移民の受け入れ態勢に積極的で、マルチカルチャリズムをテーマに洗練されたモザイク国家を作り上げている。

出所:Statistics Canada (1991年)

トルドー政権誕生以後、異文化に対して寛容で多文化主義を掲げるマルチカルチャリズム政策が促進されるようになる。これは、カナダが異なる文化のバックグランドを持つ国民によって成り立つことを公式に認め、それを国家のアイデンティティとして国内外に示した画期的な政策である。 

•  カナダの文化的多様性を保存

•  カナダ人の間の異文化への理解を促進

•  人種差別に対する厳しい態度

•  一世の移民をカナダ国民として統合

多文化主義法(1988年)詳細はこちら

この政策の一環として、移民向けプログラムや語学クラスなどがカナダ各地に設置され、 さまざまなレベルの語学クラス、仕事の見つけ方や履歴書の書き方を教えてくれる。

職業斡旋センターや就職情報センター、異文化適応へのカウンセリング等のサポートが無料で提供されてる。 また、マイノリティーの宗教、言語、文化の保存や促進に寄与するような活動には、政府は助成金を提供する。Author--Bluepepsi--

 

参考文献:
移民のまちで暮らす―カナダ マルチカルチュラリズムの試み著者:篠原ちえみ
カナダを知るための60章  著者: 綾部恒雄 明石書店 
カナダを知る―もうひとつのアメリカ 編著:吉田健正 J .セイウェル  S. ファース
もっと知りたいカナダ 編著:綾部恒雄 
カナダ多民族社会の構造―エスニック集団はなぜ存続するか 著者: 倉田 和四生
多文化主義・多言語主義の現在―カナダ・オーストラリア・そして日本 著者:西川 長夫

 

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