★カナダ最大の経済都市「トロント」★
「トロント」という地名は、ヒューロン族の「トランテン(人の集まるところ)」に由来すると言われている。オンタリオ州の州都でもあるトロントはカナダ最大の都市であり、北米ではニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴに続く第 4 の規模を持つ大都市である。五大湖の一つであるオンタリオ湖の北岸に位置し、夏は涼しいが冬場は湖に向かう北風は体感温度( Windchill)− 30 度に達する厳寒だ。オンタリオ湖を渡るとアメリカのニューヨーク州。
80 年代には世界で最も住みやすい都市に選ばれたこともあり、東京やニューヨークと比べると平和でのんびりとした街である。さらに、ナイアガラの滝までバスで 2 時間の距離は大変便利で多くのツアー客がトロントを拠点に旅行している。長期滞在している日本人なら誰でも知っている裏技であるが、カジノ行きのコーチ(バス)を利用すればたった$5で往復できる。(*実際は30ドル先払いし、カジノカードを作れば25ドルの現金に兌換できる。)参照:SAFEWAY TRAVEL
(Tel: 416-593-4464)。
多民族と少数派の日本人
元々は英系の民族は主体だが、東欧系、ユダヤ系、アラブ系、アジア系など移民の街として国の政策でもある多民族文化が最も自然に成り立っている地域だ。「人種のモザイク」と呼ばれ、共通言語である英語を話せれば肌の色は関係ない。中華街 ( チャイナタウン ) 、韓国人街(コリアンタウン)は存在するが、日本人街は存在しない。つまり、日本人を避けた語学留学や日本の特権を生かしたビジネスで成功するチャンスが他の英語圏の大都市より高いと言える。
実際にカナダ社会に溶け込んでいる日本人はまだ少数である。 代表的な事例はBloor St に寿司屋など数多くの日本食レストラが存在するが、その大多数は日本人以外の経営者である。もちろん味は日本の洗練された職人が作るそれとは雲泥の差がある。 語学留学の生徒にとって上達した英語をどのように活かすかを考えるのに最適な場所と言える。 観光とスポーツ
世界一高い CN Tower (553.33m)はトロントのシンボル。ロジャース・センター (旧スカイドーム) は世界最大級の開閉式ドーム球場、カナダ唯一のメジャーリーグチームであるトロントブルージェイズ(Blue Jays)の本拠地である。イチローや松井選手が対戦相手としてプレーする試合には多くの現地日本人が集う。 Air Canada Center は NHL のトロントメイプルリーフス(Toronto Maple Leafs) と NBA の トロント・ラプターズ(Toronto Raptors) の本拠地。
特に現地カナダ人にとって国技でもあるアイスホッケーは一番人気だ。地元のリーフスがプレイオフで勝利を収めると世界一長いメインストリートである Yonge St は車のクラクションの歓喜で夜中まで盛り上がっている。ソルトレークオリンピックでカナダの男子アイスホッケーチームが米国を破り 50 年ぶりの世界大会で優勝した。その日は夜中の 3 時までクラクションが止まなかった。(YongeSt住民の体験談) 大衆文化
エンターテイメントの街トロントは、 NFL を除く北米4大スポーツのフランチャイズで、ロックバンドやポップミュージックの全米のコンサートツアーにトロントは高い確率で含まれ、 ロンドンやニューヨークに次ぐ演劇の街でもある 。 「マンマ・ミーア」などのロングランミュージカルは必見。まさに リトルニューヨークとしてのトロントはその役割を十分に担っていると言える。
CNE はトロントの展示会場。さまざまな展示会、イベントショーなどの催し物はもちろん小さな遊園地もある。トゥーニーチューズデイ (2 ドルコインの火曜日 ) と言って、毎週火曜日は 2 ドルで入園可能。 街を歩くと歩道でよく見かけるのがホットドックの屋台。トロント名物と言っても過言ではないソーセージドック( C$3 )は是非食べてみよう。カナダ人のバーベキューはオーストラリアなどの肉を串に刺して食べる方法ではなく、ひき肉をこねてパティを作りバンズと一緒にグリル。それをバンズに挟んで食べる。つまりハンバーガーがカナダのカナダ人による BBQ だ。 交通と生活
The Toronto Transit Commission (TTC) は地下鉄、バス、ストリートカー(路面電車)で、乗り継ぎを含め片道 C $ 2.25 。インフラは東京より 20 〜 30 年ほど後れている感は否めないが、 1 ヶ月乗り放題のパスが C$98.75 で売られているので割安で便利だ。映画バイオハザード 2 では撮影現場がトロントだったため、ストリートカーが映画のシーンで登場している。
トロントで代表的なファーストフードは PizzaPizza 。コーヒーショップなら Tim Hortons や 2nd Cup 。レストランなら Swiss Chaletのようなチェーン店がリーズナブルで愛されている。もちろんスターバックスやマクドナルド、 KFC 、すでに日本を撤退したバーガーキングなど数多くのアメリカ資本も存在する。 Author--Bluepepsi--
チップ
レストランでの食事、ホテルのルームサービスやタクシーを利用した時はチップを払う習慣がある。レストランで 15%~20% が目安。消費税は 13% ( GST5%+PST8% )でかなり高い。 |